価値観とは何か。
この問いに対して、心理学は半世紀以上にわたる実証研究の蓄積を持つ。70カ国30万人のデータから導かれた価値観の普遍的構造。意識の発達段階を7つのレベルで体系化したモデル。欲求の階層と動機の質的変化を記述した理論。
しかし、これらの理論はそれぞれ異なる問いに答えてきた。「何を」大切にするか。「なぜ」それを大切にするか。「どのような欲求から」それが生まれるか。一つの理論だけでは、価値観という現象の全体像は見えない。
Ictus Values®は、二つの柱で価値観を捉える。
構造論
価値観の地図
世界で初めて、3つの主要理論を一つの座標系に統合した。シュワルツの価値観理論、バレットの意識発達モデル、マズローの欲求階層理論。それぞれが照らしていた側面を、3次元の空間として統合することで、価値観の構造が立体的に見えるようになった。
21の基本価値観。3次元の座標。5つの領域。円環が描く共鳴と緊張の地図。
生成論
価値観の生命
価値観はどこにあるのか。どのように生まれ、育ち、人と人を繋ぐのか。
結晶のメタファーが、この問いに答える。経験の蓄積という過飽和溶液に、出会いという種結晶が加わったとき、価値は生じる。それは複雑系の科学が記述する自己組織化のプロセスであり、日本哲学が「縁」として見つめてきた現象でもある。
価値観は静的なラベルではない。生きた現象である。
二つの柱が支えるもの
構造論は「地図」を提供する。あなたの中にある21の価値観が、3次元空間のどこに位置し、どのように関係し合っているかを示す。
生成論は「生命」を提供する。その価値観がどのように生まれ、育ち、他者の価値観とどのように響き合うかを照らす。
地図だけでは足りない。地図を手にした旅人が、その土地で何を経験し、どう変容するかまでを含めて、価値観を理解する必要がある。
この二つの柱から、すべてのサービスが生まれている。